両手中心のエリアで物件反響は狙えない~関西出張での気づき(1)

先週、関西に出張してきました。

独立以来、首都圏でコンサルをおこなってきましたが、知人のご紹介で関西の不動産会社2社から立て続けにご相談があったのです。

人から頼っていただけるというのは大変ありがたいことです。

今回は、そのご相談を受けた際の気づきです。

クライアントは、関西で10数店舗を経営する仲介メインの不動産会社の店長さんで、店舗の所在地は人口20数万人の兵庫県西部のベッドタウン。

お電話をいただいた際、すでに午後に大阪でアポイントが入っていたため、店舗まで伺う時間の余裕がないことをお伝えすると、中間地点の神戸でお会いすることになりました。

新神戸で不動産ネット集客の相談

神戸の街並みはとてもステキですね♪

ご相談の内容は要約すると下記の通り。

・ネット反響を増やしたい。
・売りをたくさん獲りたい(売却の専任媒介を増やしたい)。
・ホームページの内容を改善したい。

お悩みのテーマは、全国の不動産会社が抱えているものと同じですね(苦笑)

しかし、ざっくばらんにお話を伺っていて、わたしが日頃関わっている首都圏の不動産市場と前提が違っていることがわかります。

・まず、物件価格が安い。新築戸建でも2000万円台。中古は数百万円台も当り前。
・仲介手数料は安いので何がなんでも両手狙い。
・物件情報は固く囲い込まれている。
・どの不動産会社のホームページも自社物件のみの掲載。
・不動産ホームページの物件掲載件数が少ない。各社数十件ずつしか載らない。

これらは変えることのできない環境的要因なので、嘆いても致し方ありません。

わたしからは提案として、ホームページに載せる物件数を増やすことが難しいなら「物件訴求はあきらめましょう」とお伝えしました。

物件訴求をあきらめて、どのようにネットで反響を得るか?

わたしは、次の2つの手のどちらかで勝負していくことをご提案しました。

1.他社と差別化を図る/競合優位性をアピールする。

…たとえば、売却相談に関するノウハウ・成功事例・これまでのお客様の声をホームページにたくさん掲載して、不動産の売却に関しては地域ナンバーワンであるとアピールする。

2.キャラを立てる。

…ゆるキャラ的なキャラクターを会社で用意する。または、店長自身がブログなどで「○○店長」といった感じで名物キャラとして打ち出していく。

しかし、相談相手の店長さんはわたしの提案にうなづきつつも、三ノ宮駅までの道すがらにまだ話足らず悩みがつきないようでした。

「まだ、紙の広告が効くんですよ。その間は会社が本腰を入れてくれそうもありません。もう30代の子育て世帯はネットやスマホで集客しないと先細りなのに…」

続く…

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする