2015年、国内外の不動産市場は「アジア」が決め手。
まずは、ニューヨークの話題から。
先日、ニューヨークの不動産会社の方とSkype(スカイプ)で情報交換をしました。
なんと「お客さんの4割は中国人だった」ということです。
ご承知のように、日本でも円安の影響もあり、2014年は台湾、香港、シンガポールを含めた中華系の富裕層が中心になって、日本の不動産を買いあさった年でした。
例えば、商業用不動産に限っていえば、全体の取得額に占める海外投資家の割合は20パーセントでした(JLLより)。
2020年に東京オリンピック開催が決まったこともあり、日本の不動産市場は上向きました。最高益を更新した不動産会社も多数あります。
しかし、その後はどうなるのでしょうか。
人口減少、少子高齢化、度重なる増税など、業界の先行き不安なファクターのほうが多いのでは。
それもあって成長するアジアの不動産市場に活路を見出す方も多いはず。
一方、それに対してネガティブな声も聞こえてきます。
「あやしい」「単価が低いので儲からない」「すでに遅いのでは」「商慣習の違いが大きい」など。
確かに専門家から見ても不安な要素もありますが、やはり、大きな可能性を秘めたマーケットであることは否定できません。
マーサリーは国内不動産会社向けにネット集客の支援をしています。おかげさまで昨年、首都圏一円に新規クライアントを獲得することができました。
既存のクライアントにもっと儲かっていただきつつも、不動産業界の専門家という看板を掲げる以上、このアジアの追い風は無視できないと確信しています。
いま手を打っておかなければ、手遅れになってしまうというのがわたしの直感です。
そこで、不透明かつ予測困難なアジア不動産市場をオープンかつクリアにするために、アジア不動産情報ポータルサイト「ARIC」を立ち上げました。
今後は毎月、アジア不動産市場に関する勉強会を開催していきます。内容が決まりしだい、こちらのブログでも紹介していきたいと思います。
さらに、あの有名な投資家の内藤忍さんが開催する「世界の不動産投資フェア」のお手伝いをしています。
フェアは、2月28日(土)大手町のサンケイプラザで開催されます。くわしくはこちらのリンクをご覧ください。
世界の不動産投資フェア
2015年、こちらのブログでは「不動産ネット集客のマーサリー」、「アジア不動産メディアのARIC」という2つの話題を投稿していきたいと考えています。
どうぞよろしくお願いします。