安かろう悪かろうの反省

おかげさまで、「不動産×ネット集客パートナー」と称して起業した弊社も4期目に入りました。

「会社は3年で9割つぶれる」

と言いますが、わたしの周りの会社は全然つぶれていません。

いまではこの定説を、おとなしくサラリーマンをやっていることが美徳とされていた時代の都市伝説ではないか(あるいは、国家の陰謀?)と考えている今日この頃です。

そんなわけで、

わたしも社長になって3年が経ったわけですが、今回は失敗談を振り返ります。

それは「安かろう悪かろう」をやってしまったことです。

何かを買ったりサービスを受けたりする際のことではなく、弊社がサービスを「安く」提供してしまったがゆえに、お客様にご迷惑をかけてしまったときの失敗です。

都内の不動産会社さんで、ホームページ開発の案件でした。

知人のご紹介だったこともあり、ご料金をサービスしたんです。

ただ、代わりに、わたしたちも少し楽をさせてもらうことにしました。通常は開発実装前に作成する、開発資料などのドキュメントを少々割愛させていただくことにしました。

ところが、開発がスタートしてから、デザインに何度も修正が入ったり、開発途中で仕様変更になることが多々ありました。

これには、担当のデザイナーもエンジニアも相当に疲弊してしまいました。

結局、円滑に開発を進めるために、途中でドキュメントを起こすことに。

何をサービスすべきだったかという点についての失敗でもありますが、何が最も大きな反省点だったかと言えば、「気持ち」「社内の士気」です。

「せっかく安くしてあげたのに…」
「割に合わないよ…」
「安くするんだからこれくらいのレベルでいいでしょ…」

実際には誰もそんなことは言っていませんが、そんな声が聞こえてきそうな雰囲気でした。

安かろう悪かろうは罪...

と言いつつも、なんとか納品し、最終的なアウトプットとしては、良いものができたと自負しています。

しかし、プロセスに問題がありましたので、正直 お客様の満足度は低かったでしょう。

それにもまして、「社内の士気」は下がってしまいましたし、「実入り」もすくなかった(苦笑)。

恥ずかしい事例ですが、自分たちも納得していい仕事ができる価格で受けなければけないということを痛感した、いい反省になりました。

そして、何よりお客様がそれでも満足してくれる、いい価値の仕事ができなければいけませんね。

最近は、不動産業界でも「仲介手数料の割引」や、いわゆる「ゼロ業者」が増えてきたと思います。

しかし、価格勝負一本槍では長続きしないでしょうね。

社員がプライドを持って仕事をできるよう、「価格」だけでなく「価値の向上」に努めていきたいものです。

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