システムを使って「成果」を出すのは誰の仕事か??
「顧客心理」について、深く考えさせられる出来事がありました。
今日、とあるシステム会社と打合せがありました。
そのシステム会社の営業担当いわく、
「うちのシステムを使えば、不動産ホームページの反響数を飛躍的に増やすことができる。成功事例も豊富にある」
とのことでした。とても楽しみにして伺ったのです。
しかし、残念なことにいつまで経っても一般論や他業界の話ばかり。
ついに最後まで、そのシステムを活用した不動産ホームページの成功事例を聞くことはできませんでした。
私は耳を疑いましたが、彼らは確かこんなことを言っていました。
「うちはシステム会社。それを使って成果を出すのは御社の仕事である」
・・・。
昨今、こんなに堂々と的外れなことを仰る方を久しぶりに見ました。
弊社マーサリーも自社システムを開発して提供していますし、受託開発も行っています。
クレド(信条)に「先義後利」と掲げています。
顧客がお金を払うのは「成果」や「価値」に対してであって、決して「モノ」や「システム」に対してではないはずです。
顧客が成果を上げるためのサポートを絶対に惜しんではいけない。
自戒を込めて、忘れないよう教訓としてブログにしたためておきます。
今日の格言:
顧客は「モノ」や「システム」ではなく、「成果」や「価値」に対してお金を払う。