日本の金融機関は価値を見極める力や意志がない
先日、著名な不動産投資家の成功体験を伺う機会がありました。
その方はロンドンの生活が長く、日本に帰国して最初の投資案件で銀行に融資の相談に行ったときにとても驚いたそうです。
個人や連帯保証人にこだわる日本の金融機関の姿勢に、です。
「約2億円のアパート一棟の案件で、返済の計画などしっかりまとめて行ったのに、日本の金融機関は価値や事業性を見極める力や意志がないんですよね」
そう苦々しく仰っていました。
そして、私もそれを今日身を持って痛感しました。
実はこれから新規事業をはじめるのに当たって、事業計画書をまとめ融資の申請をしているのですが、
「代表者個人の預金通帳や奥様の収入があればその明細を見せてください」
と事業の計画には一切質問を受けずに、資産状況を見せろと求められたのです。
「事業の内容とか成長性は見ないのですか?」
と返したところ、
「すみません。私たちには事業を見極める能力はないんです。書類を通すためにはとにかく見せていただかないと…」
いやはや、ほんとに呆れましたね。。。
日本の金融機関は、すでに資産を持っている人にしか貸さない、という姿勢なんですね。
これでは、日本の開業率が上がらないはずだな、と実感しました。
しかし、あまのじゃくな性格の私としては、逆にベンチャー魂に火が付いた瞬間でした。
さてと、
倍返しだーーー!!!